アフガニスタン避難家族が日本での生活基盤が整うまで

現在のアフガニスタンではタリバンによる圧政で非常に大変な生活を強いられています。タリバンから職を追われ、銀行口座を凍結され、祖国での生活を送ることが難しくなってしまった家族が、日本人の友人に助けを求めて、山口県に避難してきました。

ご主人は、日本に留学生として滞在していたことがありますが、4人の子どもたちと奥さんは外国に出たのは初めてだそうです。慣れない場所で、一から生活を築いていこうと決意した避難家族に対して、自分たちができる手伝いをしようと考えています。

命の安全確保のため、一刻も早く日本に入国することを優先し、アパートに入居することができています。しかし、日本語を充分に話すことができないこともあり、職に就くことができていません。避難家族が使える貯金もないため、令和４年８月１０日に日本に入国してからの生活費は、日本人の友人が支出しています。4人の子ども達は、幼稚園や小学校に通う年代であり、これから教育費も必要です。避難家族が職を得て生活の基盤を整えることができるまでの支援が必要です。一日でも早く彼らが日本での生活基盤を整えられるよう、ご協力をお願いいたします。

藤田美紀